
準備
使った薬品
- 現像液: Kodak D-76
- 停止液: Fujifilm 富士酢酸
- 定着液: 中外写真薬品 マイフィクサー
- 水滴防止剤: Fujifilm ドライウェル
サクッと現像!
時間と撹拌だけ抜き出すと...
各々の液温は20℃とする.- 現像: 5分半,初期撹拌は5秒,その後30秒間隔で初期撹拌(T-MAXと同様)
- 停止: 30秒間連続撹拌
- 定着: 3分,初期撹拌は30秒,その後1分間隔で30秒(ACROSと同様)
- 水洗: しっかりと
- ドライウェル: 30秒浸す
雑談も交えながら手順を記すと...
ビーカー4つにそれぞれ液を入れる. ビーカーは大きなバットに入れて水温20℃の水に浸して置く. あるいは各々の液温が20℃になるよう湯煎したり,氷水で冷やしてみたりしても良いかも. わたしはざっぱな性格なので±3℃なら許容範囲. ただ,特に気にするならば現像液の液温は可能な限り20℃に近づけたほうが吉. 次いで定着液も20℃に近いと良い. 停止液とドライウェルの液温は気にしてない. ここらへんはお好みで神経質になったり,ざっぱになったりしていいと思っている. また,特に冬場のような寒い環境で現像する場合,フィルムや現像タンク自体が冷たくなっていて,現像タンクに現像液などを入れると冷めてしまう場合があるので,25℃くらいの水を一番最初に現像タンクに入れてトントン叩いて気泡除去をした後(というかフィルムをムラなく濡らした後)30秒ほど待ってから排水して,現像液を入れるようにしている. 邪道なやり方かもだけど,意外といい感じに仕上がるので気に入っている方法.

仕上がり
現像をしてみて,現像に要する時間がかなり短くて助かるフィルムであることも分かった. なによりクリアリングタイムの短さには驚いた. 最後はゴム手とシェイクハンド. よくやった,Good Job,ゴム手,Good Job,おれ.

乾燥したフィルムを見ると,パーフォレーション脇に「LOMO❤️」なんて書いてあって微笑んだ. こういう遊び心はとっても大切. ひとを幸せにする.

そして何より驚いたのが,フィルムがカールしない点! T-MAXなんかは結構カールしちゃうけれど,POTSDAMはほぼカールせずに乾燥した. スキャンするとき,とっても助かります.




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https://www.storange.jp/2019/08/lomography-potsdam-kino-film.html
https://www.storange.jp/2019/08/lomography-potsdam-kino-film.html
Lomography Potsdam Kino Filmを現像
2019-08-30T21:16:00+09:00
https://www.storange.jp/2019/08/lomography-potsdam-kino-film.html
Hideyuki Tabata
Hideyuki Tabata
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