XBee? ZigBee? Bumblebee!!!

Arduinoのおいしさを知ってしまうと、もっと美味しくなるようなレシピを知りたくなる。Arduinoを日常生活にとけこませようと試してみたくなる。

初めはLEDが点滅するようなスケッチで満足できる。何時間でもLEDの点滅を見ていられるような気になる(かと言って実際に何時間も明暗を目にしていたら目がチラつきそうだ!)。



スケッチやIDE、そしてArduinoの入出力に慣れ親しんでくると、次第に関心はLEDよりもシリアル通信の方へと移ってゆく。USBケーブルの中を通ってゆくデータが、光の粒として見えないものかと試行錯誤を重ねるものの、結局見えずに諦めてしまったりと。

シリアル通信はとても便利だが、使用出来る範囲はUSBケーブルが届くところまでとなる。USB2.0規格の上では最長ケーブル長は5mまでだそうだが、これではシリアル通信とせっかく仲良くなれたところで出来ることは限られてしまう。

いろいろ考え、シリアル通信ともっとうまくやって行ける方法を見つけ出す。Ethernetだ。3000円か4000円の投資をし、Ethernetシールドを購入、家中にArduinoを解き放つ。

だが、更にシリアル通信と仲良くなってゆくともっと自由に通信したくなってくる。するとある厄介な問題が浮かんでくる。シリアル通信の自由を奪う存在、ケーブルだ。ケーブルは非常に厄介だ。長いLANケーブルは丸めて持ち運ぶ度に絡まる。室の悪いケーブルは寝ぐせが取れずにひねくれた形のまま使わねばならなくなる。とは言え、ケーブル無しではシリアル通信はできないので仕方なくケーブルを使うしかないのだ。



そうだらうか?

今一度考えてみてほしい。物理層。電気信号を伝える媒体は金属の他にもう一つある。場(Field)だ。電磁場を利用して通信する、つまり無線通信があるではないか!

仲良しのシリアル通信を無線にて行う技術。それがZigBeeだ。ジグザグ(Zig-Zag)に飛び回るミツバチ(Bee)の如く、あちこちと通信しあうためのプロトコル。この記録群はそんなZigBeeについての技術的側面を記録するため、Googleの提供するBloggerサーバ上に配置した。

1231402244138982160 https://www.storange.jp/2013/01/xbee-zigbee-bumblebee.html https://www.storange.jp/2013/01/xbee-zigbee-bumblebee.html XBee? ZigBee? Bumblebee!!! 2013-01-23T22:12:00+09:00 https://www.storange.jp/2013/01/xbee-zigbee-bumblebee.html Hideyuki Tabata 200 200 72 72