『DUNE: Part Two』(邦題『デューン 砂の惑星PART2』)の日本公開が2024年1月に決まったようです(ref.: https://wwws.warnerbros.co.jp/dune-movie/)。公式の発表していた当初の予定は2023年11月。日本だけ来年へお預けかと思ったのですが、どうもストライキの影響もあり、日本以外の国と地域でも公開が遅れるところがありそうです。
さて、本作は2部構成として企画が始まったDenis Villeneuve監督によるSF小説『DUNE』の映画化2作目にして完結編とされています。前作では世界観や人物描写、その背景などに重きを置き、原作を知らない方にとっては肩透かしを食ったのではないでしょうか。
それもわかります。『デューン 砂の惑星』というタイトルの映画を観に行ったらオープニングでしれっと“PART ONE”なんて出るし、終わり方も「いよいよこれからか…！」という盛り上がりでバツっとエンドロール。
ただあの構成、原作ファンとしては本当に痺れるものばかりでした。2時間半にDUNEのすべてが収まってしまうのか…と寂しい気持ちも否めぬまま観に行ったらオープニングで「まだ続きが観れるのか！」と。小説でいうとほぼ折り返し地点での終わり方。区切るならここしか無い！という場所。
これも映画としての完成度が高いからこそです。何よりも原作小説を読みつつ思い描いていたあの景色たちがスクリーンいっぱいに広がるあの体験は鳥肌ものでした。あの濃厚な世界観を、未来の世界に起こる歴史的瞬間の目撃者になれる、あの感覚がこの作品を特別なものにしていると思います。そして次作が待ち遠しくて堪らない気持ちいっぱいで劇場を去ったものです。
そんな次作『DUNE: Part Two』ももうすぐスクリーンで観ることが出来る。1作目も当初2020年公開予定でしたが、疫病云々で2021年に延期されていたことを思い出します。今年公開から来年公開となると2ヶ月の差とは言えやはり長く感じます。長く感じますが、もう少し…！もう少しです！！
Don't trust leaders to always be right ― Frank Herbert
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