PDFにメタデータを追加する (macOS)

Pagesで作成したドキュメントをPDFとしてエクスポートすると,著者(Authors)メタデータが空のまま出力されてしまう. エクスポート時のオプションにも著者メタデータを追加する項目は見当たらない. そこでAutomatorを使ってサービスをつくり,それを利用してメタデータを追加することにした.

サービスとは

MacにはService(サービス)と呼ばれる,アプリケーション機能へのショートカットが用意されている. 利用可能なサービスがある場合,右クリックメニュー下部に表示される. 上図はGPGToolsの機能がサービスとして一覧表示されている例. 利用可能なサービスはシステム環境設定キーボードショートカットサービスと選択することで一覧できる. 利用したいサービスにチェックを付ければ有効化される. Automatorを使えばサービスを自作することも出来る.

サービスを作成する

Automatorを開いてサービスを新規作成する. アクション"PDFメタデータを設定"をワークスペースへドラッグ&ドロップする. "サービスは次の選択項目を受け取る"欄からPDFファイルを選び,検索対象を"Finder"にする. これでPDFファイルを右クリックした時のサービスに今作成中のサービスが表示されるようになる. 続いてワークスペース内"PDFメタデータを設定"のオプションをクリックして"ワークフローの実行時にこのアクションを表示"にチェックを入れる. こうすることでサービスを実行した時にメタデータを入力するダイアログが表示されるようになる. 著者名欄にチェックをしてから著者名を入力すると,このサービスを実行する度に入力した著者名が設定されるようにもなる. 設定が済んだら覚えやすい名前でサービスを保存しよう. 私は"Set metadata"と命名した. "Set PDF metadata"と命名しても良かったのだが,PDFファイルにしか表示されないサービスなのでこれで良いだろう.

サービスを利用する

FinderにあるPDFファイルを右クリックすると,先ほど作成したサービスが現れる. 選択すると次のようなダイアログボックスが表示される.
変なダイアログだ. ダイアログの大きさを変えるとちゃんとしたレイアウトになった.
設定したい項目にチェックを付けてからテキストボックスに入力して行く.
続行(Continue)をクリックすればメタデータが設定される. Previewのインスペクタで確認するとご覧のように設定したメタデータが表示される.

サービスを管理する

システム環境設定キーボードショートカットサービスにて利用可能なサービスを一覧することが出来る. ここでサービスの有効化/無効化が行える他,作成したサービスの編集も行える. 該当するサービスを右クリックしてAutomatorで開けば,いつでも編集できるので覚えておくと良い. ちなみに,自作したサービスの保存先は"~/Library/Services/"となる.
4927814612970050897 http://www.storange.jp/2015/12/pdf-mac.html http://www.storange.jp/2015/12/pdf-mac.html PDFにメタデータを追加する (macOS) 2015-12-15T21:15:00+09:00 http://www.storange.jp/2015/12/pdf-mac.html Hideyuki Tabata 200 200 72 72